デジタル大辞泉 「嘉」の意味・読み・例文・類語 か【嘉】[漢字項目] [人名用漢字] [音]カ(漢) [訓]よい よみする1 すばらしい。りっぱな。「嘉肴かこう」2 めでたい。「嘉節」3 ほめる。「嘉賞・嘉納」[名のり]ひろ・よし・よしみ・よみし 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「嘉」の読み・字形・画数・意味 嘉人名用漢字 14画 [字音] カ[字訓] よい・よみする[説文解字] [甲骨文] [金文] [字形] 会意(こ)(鼓)+加。加は力(耜(すき))に祝の器((さい))を加え、耜を祓い清める儀礼。それに鼓声を加えて秋の虫害を祓い、穀物の増収を祈る。その礼を嘉という。〔説文〕五上に「美なり」とするが、もと農耕儀礼をいう字であった。同じく丹・(青)を加えて力(耜)を清めることを靜(静)といい、その清められた農具で収穫したものを「静嘉」という。〔詩、大雅、既酔〕に「豆(へんとう)靜嘉」の句がある。のち嘉礼一般をいう語となった。[訓義]1. よい、よみする。2. めでたい、たのしむ。[古辞書の訓]〔名義抄〕嘉 ヨシ・ヨミス 〔字鏡集〕嘉 ヨシ・ヨミス・ヨロコビ[語系]嘉・加keaiは同声。喜xiも声義ともに近く、字の構成要素にも通ずるところがある。[熟語]嘉愛▶・嘉意▶・嘉雨▶・嘉運▶・嘉▶・嘉詠▶・嘉穎▶・嘉宴▶・嘉応▶・嘉音▶・嘉禾▶・嘉会▶・嘉客▶・嘉▶・嘉気▶・嘉喜▶・嘉議▶・嘉吉▶・嘉享▶・嘉▶・嘉玉▶・嘉句▶・嘉▶・嘉訓▶・嘉恵▶・嘉慶▶・嘉月▶・嘉言▶・嘉娯▶・嘉功▶・嘉巧▶・嘉▶・嘉好▶・嘉穀▶・嘉菜▶・嘉歳▶・嘉士▶・嘉祉▶・嘉詩▶・嘉賜▶・嘉贄▶・嘉事▶・嘉時▶・嘉辞▶・嘉日▶・嘉実▶・嘉趣▶・嘉酒▶・嘉樹▶・嘉寿▶・嘉什▶・嘉淑▶・嘉祝▶・嘉祥▶・嘉称▶・嘉頌▶・嘉尚▶・嘉奨▶・嘉賞▶・嘉醸▶・嘉辰▶・嘉瑞▶・嘉声▶・嘉盛▶・嘉静▶・嘉石▶・嘉績▶・嘉節▶・嘉羨▶・嘉薦▶・嘉善▶・嘉▶・嘉俎▶・嘉祚▶・嘉沢▶・嘉嘆▶・嘉致▶・嘉▶・嘉答▶・嘉道▶・嘉徳▶・嘉遯▶・嘉▶・嘉年▶・嘉納▶・嘉美▶・嘉賓▶・嘉福▶・嘉問▶・嘉聞▶・嘉▶・嘉▶・嘉謀▶・嘉木▶・嘉命▶・嘉名▶・嘉友▶・嘉▶・嘉誉▶・嘉頼▶・嘉良▶・嘉量▶・嘉諒▶・嘉令▶・嘉礼▶・嘉例▶・嘉禄▶・嘉話▶[下接語]休嘉・享嘉・欣嘉・眷嘉・柔嘉・称嘉・清嘉・靖嘉・静嘉・嘉・嘉・珍嘉・拝嘉・百嘉・褒嘉 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報