嘉言(読み)かげん

精選版 日本国語大辞典 「嘉言」の意味・読み・例文・類語

か‐げん【嘉言・佳言】

  1. 〘 名詞 〙 戒めとなるよい言葉。めでたい言葉。かごん。
    1. [初出の実例]「滄波縮地累嘉言、此日知君庸不温」(出典田氏家集(892頃)下・菅讚州重答拙詩頻叙花鳥逢春之意、四月晦先使去、五月望後使来、不遠千里交馳尺題更亦抽懐、押韻報上)
    2. [その他の文献]〔書経‐大禹謨〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「嘉言」の読み・字形・画数・意味

【嘉言】かげん

よいことば。〔書、大禹〕兪(しか)り。允(まこと)に(かく)の(ごと)くならば、嘉言伏する攸(ところ)罔(なか)らん。

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