デジタル大辞泉 「嘲斎坊」の意味・読み・例文・類語 ちょうさい‐ぼう〔テウサイバウ〕【嘲斎坊】 人をあざけり、ばかにすること。また、からかわれ、ばかにされる人。嘲斎坊主。「いやきさまたちゃあ、おれをいい―にする」〈滑・膝栗毛・五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「嘲斎坊」の意味・読み・例文・類語 ちょうさい‐ぼうテウサイバウ【嘲斎坊】 〘 名詞 〙 人を嘲弄(ちょうろう)する時や、口車にのって無駄骨を折ったり、お先棒をかついだりする人をあざけっていう語。間抜け。とんま。おっちょこちょい。嘲斎坊主。多く「嘲斎坊にする」の形で、愚弄(ぐろう)する、からかう、などの意に用いる。[初出の実例]「一天の主をてうさい坊(ボウ)に召さるるか」(出典:浄瑠璃・大内裏大友真鳥(1725)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例