デジタル大辞泉
「噛み分ける」の意味・読み・例文・類語
かみ‐わ・ける【×噛み分ける】
[動カ下一][文]かみわ・く[カ下二]
1 食物をよくかんで味の違いを区別する。
2 物事の細かな違いを分別して考え理解する。「世の中の酸いも甘いも―・ける」
[類語]味わう・噛み締める
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かみ‐わ・ける【噛分】
- 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]かみわ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 - ① よく噛んで味わう。噛んでみて味のよしあしを区別する。
- [初出の実例]「神農氏すなはち、諸の草をかみ分け、嘗め試みて」(出典:志都の岩屋講本(1811)上)
- ② 物事を分別して考える。わきまえ、こころえる。
- [初出の実例]「をのれら兄弟同じをなごとむまれても、己等とは違ふたぞ、善悪(よしあし)はかみわける」(出典:浄瑠璃・卯月の潤色(1707頃)中)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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