ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「器官形成」の意味・わかりやすい解説 器官形成きかんけいせいorganogenesis 胚発生において,器官が予定材料より,原基の状態を経て,構造,機能が完成されるまでの過程。細胞の増殖,成長,組織分化などの過程が一定の秩序で起る。脊椎動物では,将来の各器官となる材料は,胞胚期には胚表面に配列しているが,原腸形成の結果,外,中,内の3胚葉に分れ,各胚葉から一定の器官が分化する。この際,オルガナイザーが特定の器官の形成を誘導,決定する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by