日本歴史地名大系 「嚢塵埃捨録」の解説 嚢塵埃捨録のうじんあいしやろく 五巻五冊成立 文化八年解説 仙台藩領の各郡ごとに村数・郡高が書上げられるほか、名所旧跡を城下からの里程、古老の和歌とともに紹介。伝説を多く交えてあるのが特色。著者は大場雄淵とも考えられている。郡によって精粗があり、また登米郡が欠落しているが、記述が自在で類書にみられぬ内容をもつ。活字本 仙台叢書七 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報