普及版 字通 「囁」の読み・字形・画数・意味
囁
21画
[字訓] ささやく
[字形] 形声
声符は聶(しよう)。〔玉
〕に「口に
無きなり」、また「私(ひそ)かに罵るなり」とみえる。
東坡は白楽天を囁
翁(しようじゆおう)とよんだ。その〔新楽府〕の類の、くどくどした歌いかたをさすのであろう。[訓義]
1. ささやく、ひそかにしゃべる。
2. 多言する、口がとまらぬ。
3. ののしる。
[語系]
囁tjiap、
njiapは声近く、
は〔説文〕三上に「多言なり」とみえる。嵒・聶niapは同声、嵒を〔説文〕二下に「多言なり」としており、
と同訓である。[熟語]
囁
▶・囁囁▶[下接語]
囁出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

