四元素論(読み)よんげんそろん(その他表記)Four elements theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「四元素論」の意味・わかりやすい解説

四元素論
よんげんそろん
Four elements theory

ギリシア哲学前期,ミレトス派の哲学者らは,世界の多様な現象根底に存在する自然の原理 archēを探究した (→アルケ ) 。タレスは水を,アナクシマンドロスは水,空気,火,土のさらに根源としてト・アペイロン (限定なきもの) を,アナクシメネスは空気を措定した。彼らがともかく根源的なものとした土,水,空気,火は,初めてエンペドクレスによって互いに独立で他から導出されることのない永遠の四元,すなわち万物の4つの根として立てられ,この四元が愛と争いの原理によって結合,分離し,事物の生成変化が生じるとされた。 (→五大 , 四大〈しだい〉 )  

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