旺文社世界史事典 三訂版 「四六騈儷体」の解説 四六騈儷体しろくべんれいたい 中国の韻文。六朝 (りくちよう) 時代末に完成し,唐代の半ばまで盛行4字句・6字句を多く用いるので四六,対句を用いて修飾するので騈儷体という。故事を引用し,音韻の調和を重んじ,華麗な字句を乱用して形式に堕し,思想の自由な表現を妨げる欠点がある。しかし,文の荘重・典雅を好む中国では,後世まで一部に愛用された。 出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報 Sponserd by