四手井綱英(読み)しでい つなひで

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「四手井綱英」の解説

四手井綱英 しでい-つなひで

1911-2009 昭和-平成時代の森林生態学者。
明治44年11月30日生まれ。四手井綱正(つなまさ)の弟。林業試験場技官などをへて,昭和29年京大教授となる。51年日本モンキーセンター所長,55年京都府立大学長。森林生態学の基礎をきずき,「里山」の呼び名をはじめてもちい,自然保護にも力をそそいだ。平成10年南方熊楠(みなかた-くまぐす)賞。平成21年11月26日死去。97歳。京都出身。京都帝大卒。著作に「森の生態学」「森林はモリハヤシではない」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android