四方山村(読み)よもやまむら

日本歴史地名大系 「四方山村」の解説

四方山村
よもやまむら

[現在地名]内浦町四方山

立壁たてかべ村の南にあり、東方は海に面する。「能登志徴」に引く珠洲郡村名由来書によれば、三郎右衛門という百姓家名が四方山と称したことから村名になったと伝える。同家はのちの上出家で代々肝煎を勤めている。正保郷帳に村名がみえ、高四八石余、田一町二反余・畑一町九反余。承応三年(一六五四)の能登奥両郡収納帳では草高五一石余、免三ツ四歩。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高五九石余、免三ツ六歩、小物成は山役四五匁、猟船櫂役三五匁(うち二五匁が出来)、烏賊役七匁(うち五匁が出来)となっている(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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