四日曾根村(読み)よつかそねむら

日本歴史地名大系 「四日曾根村」の解説

四日曾根村
よつかそねむら

[現在地名]新湊中央町ちゆうおうまち中新湊なかしんみなと桜町さくらまち三日曾根みつかそね緑町みどりまち善光寺ぜんこうじ

大石おおいし川と西神楽にしかぐら川の間に位置。西は三日曾根村、南は中曾根なかそね(現高岡市)、北は放生津新ほうじようづしん町。中世一帯曾禰そね保が成立していた。村立ての時期は不明だが、もとは曾根の四日新田とよばれたという(新湊市史)。郷士源右衛門・三右衛門・利助ほか六人が開拓したと伝える。字来光寺らいこうじには廃寺跡があり、五輪塔断片などが出土する。正保郷帳では高三三六石余、田方二〇町八反余・畑方一町五反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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