四重極子ともいう.双極子を(+-)で表すと,四極子は(+--+)あるいはなどと表される.一般に,電荷分布をモーメント展開して,一様電荷,双極子,四極子,八極子,十六極子…の和として表すことができる.磁気の分布でも同様のことが考えられる.原子核には電気双極子をもつものはないが,四極子をもつものはいくつか知られている(2H,14N,35Cl,37Cl など).また,質量分析のために開発された四重極質量分析計では,交互に変化する四重極の電場が使われている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
→四重極
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…四極子ともいう。大きさが等しく向きが反対の二つの双極子がごく接近して存在する場合をいう。…
※「四極子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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