四海八埏(読み)しかいはちえん

精選版 日本国語大辞典 「四海八埏」の意味・読み・例文・類語

しかい‐はちえん【四海八埏】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「四海」は国の四方の海、「八埏」は地の八方の果てをいう ) 国の隅々まで。全世界天下。四海八荒。
    1. [初出の実例]「彌為天台別院専祈天長地久之御願、可四海八埏(エン)之泰平云云」(出典太平記(14C後)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む