四百四病より貧の苦しみ(読み)しひゃくしびょうよりひんのくるしみ

精選版 日本国語大辞典 「四百四病より貧の苦しみ」の意味・読み・例文・類語

しひゃくしびょう【四百四病】 より=貧(ひん)の苦(くる)しみ[=貧(ひん)ほどつらいものなし]

どんな病気よりも人間にとっては貧乏が一番つらいということ。
※俳諧・毛吹草(1638)二「四百四びゃうよりひんのくるしみ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ことわざを知る辞典 「四百四病より貧の苦しみ」の解説

四百四病より貧の苦しみ

どんな病気よりも、人間にとって貧乏がいちばんつらい。

[解説] 「四百四病」は人間がかかる一切の病気。数え方には種々の説がありますが、人間の体を構成する地・水・火・風の四つ元素の不調により、一つの元素に一〇一の病がおこり、合わせて四〇四とするものが代表的です。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android