四種三昧(読み)シシュザンマイ

デジタル大辞泉 「四種三昧」の意味・読み・例文・類語

ししゅ‐ざんまい【四種三昧】

天台宗で、修行する4種の三昧常坐三昧常行三昧半行半坐三昧非行非坐三昧の称。

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精選版 日本国語大辞典 「四種三昧」の意味・読み・例文・類語

ししゅ‐さんまい【四種三昧】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。天台宗で修行する四種の三昧。常坐三昧・常行三昧・半行半坐三昧・非行非坐三昧の総称
    1. [初出の実例]「四種三昧の中には半行半座三昧となづけたり」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
    2. [その他の文献]〔摩訶止観‐二・上〕

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世界大百科事典(旧版)内の四種三昧の言及

【常行三昧】より

…つねに行道(ぎようどう)して修行する三昧(さんまい)という意。四種三昧の一つ。三昧とは心を不動にして宗教的瞑想の境地を深めること。…

※「四種三昧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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