四間町(読み)しけんちよう

日本歴史地名大系 「四間町」の解説

四間町
しけんちよう

[現在地名]滑川市四間町

北陸街道の南に位置し、北はなか町、西はふくべ町、南は寺家じけい村。享和年間(一八〇一―〇四)人家が四軒あったのが町名由来と伝える(滑川町誌)。江戸期には加賀藩の給人蔵が設置され、東の御蔵町とも称されていた。加賀藩による給人蔵の設置は承応三年(一六五四)といわれ(同書)、天明三年(一七八三)の滑川町惣絵図(田村家蔵)には、中町無縁むえん寺南側に「御給人清六蔵」(蔵宿の奈部屋清六が管理)など六棟の給人蔵および二名の給人蔵番の名が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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