回内筋症候群(読み)かいないきんしょうこうぐん(その他表記)pronator syndrome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「回内筋症候群」の意味・わかりやすい解説

回内筋症候群
かいないきんしょうこうぐん
pronator syndrome

正中神経が円回内筋部で絞扼されて生じる神経麻痺。回内筋には円回内筋と方形回内筋の2つがあって,回内運動 (前腕を差出して手のひらを下に向けるように前腕をねじる運動) を受持っており,いずれも正中神経の支配を受けているため,正中神経の働きが阻害されるとおもに母指と示指の屈曲障害,知覚障害が現れる。原因は潜在的な外傷のことが多い。治療は,患部の安静を2~3ヵ月保たせて,効果がなければ手術で神経の絞扼を取除く。

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