団栗の子(読み)どんぐりのずし

日本歴史地名大系 「団栗の子」の解説

団栗の
どんぐりのずし

宮川筋みやかわすじ一町目と同二町目の間を東西に通る街路。元禄七年(一六九四)刊「京鏡」に「此間ニ東へぬける丁有。どんぐりのづしと云」とみえ、宝永六年(一七〇九)京大絵図に、所在が記される。宝暦一二年(一七六二)刊「京町鑑」に「四条東石垣町の南の横町団栗辻子 此町、西は東川ばた也。東は建仁寺町にて行当」とある。

天明八年(一七八八)正月の天明の大火は、火元が団栗の辻子の民家なので団栗火事の名が伝わる。火は宮川筋に沿って南下、また洛中に飛火して大災害をもたらした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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