団菊左時代(読み)だんきくさじだい

旺文社日本史事典 三訂版 「団菊左時代」の解説

団菊左時代
だんきくさじだい

明治中期の歌舞伎の中興時代
1889年歌舞伎座ができたころから,9代市川団十郎,5代尾上菊五郎,初代市川左団次の3名優が技芸競い,歌舞伎が再び盛んになった時代をいう。1903年団十郎・菊五郎,'04年左団次とあいついで死没し,団菊左時代は終わった。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android