団野信夫(読み)ダンノ ノブオ

20世紀日本人名事典 「団野信夫」の解説

団野 信夫
ダンノ ノブオ

昭和・平成期の農政評論家 農政ジャーナリストの会顧問;元・朝日新聞論説副主幹。



生年
明治42(1909)年3月3日

没年
平成11(1999)年

出生地
兵庫県姫路市

学歴〔年〕
京都帝国大学法学部〔昭和7年〕卒

経歴
昭和8年朝日新聞社入社、大津支局に配属日中戦争の拡大とともに、12年北京支局、15年南京支局で戦局報道に従事。同年10月東京本社政経部員、22年東京本社論説委員、論説副主幹、36年出版局長・出版担当役員を経て、41年東京本社代表、42年監査、43年社友となる。44年信越放送取締役、のち日本農業研究所参与、理事傍ら、日本農業のアナリストとして活躍。34〜44年米価審議会、40〜49年農政審議会委員として農業政策に携わった。著書に「農業・農村農民」「めざめる村々」「農業と政治」「一農政記者の目」「日本人と中国」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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