囲繞地通行権(読み)いにょうちつうこうけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「囲繞地通行権」の意味・わかりやすい解説

囲繞地通行権
いにょうちつうこうけん

民法上の相隣権の一つ袋地通行権ともいう。袋地所有者公道に通じるために囲繞地を通行できることをいう (民法 210) 。袋地とは,他人土地に囲まれた土地,または他人の土地と池沼河渠海洋,あるいは崖岸によって囲まれた土地のことをいい,その他人の土地を囲繞地という。通行権者は,原則として囲繞地の所有者に償金を払わなければならない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む