図書館情報学用語辞典 第5版 「固有定義箇所」の解説 固有定義箇所 分類表において事物の特性を本来的に定義しうる箇所.同じ事物が別の箇所に現れる場合も,そこにおける定義の基礎となるクラスで,固有定義クラスともいう.例えば,アユは魚類学,水産学,家政学(料理),スポーツ,趣味の対象となるが,その実体は何よりも動物としての魚である.動物としての魚なくして,これらの対象にはなりえず,したがって魚類学こそアユの固有定義箇所である.一般分類表において,複数の分野に現れうる事物も,まずそれを固有に定義できるクラスに置くのが原則である. 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by