岩石学辞典 「固相線」の解説 固相線 多成分系の温度─組成図で,固相線はこれ以上では固体と液体が平衡で,これ以下の温度では系は固体が安定して存在する領域を示す線.二成分系では固溶体がない場合には固相線は直線となるが,固溶体があると曲線または直線と曲線の組合せとなる.三成分系では固相線は平面または曲面となる[清水,長崎 : 1977,片山ほか : 1970,野田編 : 1977]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報