国の造(読み)くにのみやつこ

精選版 日本国語大辞典 「国の造」の意味・読み・例文・類語

くに【国】 の 造(みやつこ)

  1. 令制以前における世襲の地方官大和政権に帰属した地方豪族の有力首長を任命した。くにつこ。
    1. [初出の実例]「建内宿禰を大臣と為て、大国小国の国造(くにのみやつこ)を定め賜ひ」(出典古事記(712)中)
  2. 令制下、諸国におかれた名誉職。多く旧国造から選ばれ、その国内の祭祀神事を担当したもの。
    1. [初出の実例]「四方に大解除せん。用ゐむ物は、則ち国別に国造(くにのみやつこ)輸せ」(出典:日本書紀(720)天武五年八月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 四方 実例 大臣

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む