国上﨟(読み)クニジョウロウ

デジタル大辞泉 「国上﨟」の意味・読み・例文・類語

くに‐じょうろう〔‐ジヤウラフ〕【国上×﨟】

江戸時代大名などが本国に置いた側室江戸に在住した正室に対していう。

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精選版 日本国語大辞典 「国上﨟」の意味・読み・例文・類語

くに‐じょうろう‥ジャウラフ【国上臈】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、国もとに置かれた大名の側室。江戸に在住した正室と区別していう。国御前。くにじょろう。
    1. [初出の実例]「此方のぞみの通万事を定めて済ける是を国上臈(クニじゃうラウ)といへり」(出典浮世草子好色一代女(1686)一)

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