国境警備隊(読み)こっきょうけいびたい(英語表記)border guard

世界大百科事典 第2版の解説

こっきょうけいびたい【国境警備隊 border guard】

国境線を防衛し,警備する組織をいい,正規軍の一部隊である場合と,正規軍とは別個に,軍隊に準じて組織された武装集団である場合とがある。後者はかつての共産圏諸国で一般的で,通常,密輸出入,密出入国の監視などを主任務とするが,戦時には軍隊とともに戦闘に参加する。この典型が旧ソ連の国境警備隊Pogranichnye voiskaで,1980年現在兵力約20万をもち,通常の国境警備のほか領海内の水路保持,魚類生物資源の保護までも任務としていた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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