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国民同盟会 こくみんどうめいかい

世界大百科事典 第2版の解説

こくみんどうめいかい【国民同盟会】

日露戦争前,貴族院議長近衛篤麿らが対露強硬の世論を巻き起こすため結成した国家主義団体。日清戦争後,日本の中国への勢力拡張をはかるため東亜同文会を組織していた近衛篤麿は,義和団鎮圧後も満州占領を続けるロシアに対抗するため,頭山満佐々友房犬養毅長谷場純孝,柴四朗らと相談し,〈支那保全,朝鮮擁護〉を目的とする国民運動の展開を企て,1900年9月24日上野精養軒で国民同盟会を結成した。政友会はこの動きに反対したが憲政本党,帝国党は賛成し,新聞の多くも国民同盟会の主張に賛同し,三国干渉後ロシアへの敵意を募らせていた世論をさらにあおることになった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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