国瑞寺(読み)こくずいじ

日本歴史地名大系 「国瑞寺」の解説

国瑞寺
こくずいじ

[現在地名]笠懸村阿左美

琴平こんぴら山の南麓にあり、鳳陽山と号し黄檗宗山寺やまでらと通称される。創建は延宝元年(一六七三)開山は独湛、開基岡上景能といわれる。笠懸野新田の入植者のために開かれた寺で、延宝四年と推定される年未詳辰六月の本末書上覚(国瑞寺文書)に「遠州宝林寺末寺臨済宗」として寺名が記される。寛文一一年(一六七一)頃寺の創建が計画され、延宝四年許可されたのであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む