日本歴史地名大系 「国瑞寺」の解説 国瑞寺こくずいじ 群馬県:新田郡笠懸村阿佐美村国瑞寺[現在地名]笠懸村阿左美琴平(こんぴら)山の南麓にあり、鳳陽山と号し黄檗宗、山寺(やまでら)と通称される。創建は延宝元年(一六七三)、開山は独湛、開基は岡上景能といわれる。笠懸野新田の入植者のために開かれた寺で、延宝四年と推定される年未詳辰六月の本末書上覚(国瑞寺文書)に「遠州宝林寺末寺臨済宗」として寺名が記される。寛文一一年(一六七一)頃寺の創建が計画され、延宝四年許可されたのであろう。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by