日本歴史地名大系 「国瑞彦神社」の解説 国瑞彦神社くにたまひこじんじや 徳島県:徳島市徳島城下西富田国瑞彦神社[現在地名]徳島市伊賀町一丁目眉(び)山東麓の山際にある。徳島藩祖蜂須賀家政をはじめ歴代藩主を主祭神とする。旧県社。文化三年(一八〇六)に一一代藩主蜂須賀治昭によって創建された。国瑞彦は藩祖家政の神号で、治昭が富田(とみだ)八幡社の神主早雲伯耆守高宝に命じ、京都の吉田侍従卜部良連に請うて授けられた。初めは富田社といい、治昭自らが祀額を書し、毎年一月一一日を例祭日とし、里神楽を奏したという(蜂須賀家記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by