精選版 日本国語大辞典 「国辺」の意味・読み・例文・類語 くに‐べ【国辺・国方】 〘 名詞 〙 ( 古くは「くにへ」 ) 国の方角。故郷のあたり。国。地方。[初出の実例]「雲離れ 遠き久爾敝(クニヘ)の 露霜の 寒き山辺に 宿りせるらむ」(出典:万葉集(8C後)一五・三六九一)「君がすむ恋の国辺(クニベ)とわが住める国のさかひの一すぢの河」(出典:別離(1910)〈若山牧水〉下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例