国連人間居住センター(読み)こくれんにんげんきょじゅうセンター(英語表記)United Nations Center for Human Settlements; UNCHS

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国連人間居住センター」の意味・わかりやすい解説

国連人間居住センター
こくれんにんげんきょじゅうセンター
United Nations Center for Human Settlements; UNCHS

1976年の国連人間居住会議 (バンクーバー) の勧告を受けて,人間居住問題に関する国連活動を実施するため,78年に設立された国際連合の一機関。 58ヵ国から成る人間居住委員会の行動計画に基づいて活動しており,居住条件悪化を食止めるための都市・地域開発計画は国家的計画と関連させなければならないとの認識のうえに,各国政府の計画への技術援助および専門家会議,訓練セミナーの開催などに重点をおいている。特に途上国の技術プロジェクトとして居住政策,地域開発計画,インフラストラクチャー開発,スラム街一掃計画などが網羅されている。事務局はナイロビ

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android