国際漁業委員会(読み)こくさいぎょぎょういいんかい(その他表記)international fisheries committee

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際漁業委員会」の意味・わかりやすい解説

国際漁業委員会
こくさいぎょぎょういいんかい
international fisheries committee

通常,公海の漁業資源を国際的に管理するための関係国を構成員とする委員会。漁業条約などに準拠して設置される。国際的な海洋資源の適正利用,管理を目的とする機関であり,外国の関係水域での操業や同一資源を複数国で利用する場合などの資源の保存,管理,調整などを行なううえで必要な調査,研究などの措置を実施し,検討する。1994年に国連海洋法条約が発効し,排他的経済水域が定められてからその役割はいっそう重要性を増した。今日日本が関与するおもなものは,国際捕鯨委員会,北太平洋遡河性魚類委員会,全米熱帯まぐろ類委員会大西洋まぐろ類保存国際委員会,南極海洋生物資源保存委員会,日ロ漁業委員会などである。

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