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大西洋まぐろ類保存国際委員会 たいせいようまぐろるいほぞんこくさいいいんかいInternational Commission for the Conservation of Atlantic Tunas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大西洋まぐろ類保存国際委員会
たいせいようまぐろるいほぞんこくさいいいんかい
International Commission for the Conservation of Atlantic Tunas

略称 ICCAT国連食糧農業機関主催の全権代表会議で採択された「大西洋のまぐろ類の保存のための国際条約」 (1969発効) に基づき設置された組織。事務局マドリード。委員会は,条約区域におけるまぐろ類の資源を最大の持続的漁獲が可能な水準に維持することを目的として勧告を行う。加盟国は,カナダ,アメリカ,フランス,ロシア,南アフリカ,韓国など 22ヵ国。日本の条約批准は 1967年。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大西洋まぐろ類保存国際委員会
たいせいようまぐろるいほぞんこくさいいいんかい
International Commission for the Conservation of Atlantic Tunas

大西洋におけるマグロ類資源を持続可能な漁獲水準に維持することを目的とする、地域漁業管理機関。略称ICCAT(アイキャット)。対象となるマグロ、カツオ、カジキ類に関する調査を行い、総漁獲許容量(TAC:Total Allowable Catch)や国別漁獲割当ての設定などを行っている。1969年に発効した大西洋のまぐろ類の保存のための国際条約に基づき、同年に設立された。本部はスペインのマドリードにある。日本、アメリカ、カナダ、ブラジル、中国、南アフリカ、EU(ヨーロッパ連合)など、47か国1地域機関が加盟している。日本の加盟は1967年(昭和42)。
 クロマグロはもっとも高級なマグロ類とされ、刺身やすしなどに使われることから、日本ではその漁獲規制への関心が高い。ICCATでは1999年より漁獲規制を導入し、徐々に規制を強めてきた。2010年には減少傾向が著しいとして、翌2011年の東大西洋海域での総漁獲許容量を1万2900トンとし、日本への割当て量を1097トンとした。そのため、クロマグロが食べられなくなるとの憶測が市場を飛び交ったが、その後、クロマグロ資源の回復傾向が認められるとして、2013年の東大西洋における総漁獲許容量は、前年よりも500トン増加させ、日本についても42.5トン多い1139.5トンに増やした。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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