知恵蔵 「国際漫画賞」の解説 国際漫画賞 政界きってのマンガファンとして知られる麻生太郎が外務大臣の職にあった2007年5月に創設したマンガ賞。海外で評価の高い日本のポップカルチャーを文化外交に活用する施策の一環。麻生は「マンガの本家本元日本があげる、マンガ界のノーベル賞のようなもの」と表現している。世界各国で活動しているマンガ家に呼びかけ、公募する。外務省によれば、08年6月に国内で選考会を開き、最優秀作品1点に「国際漫画賞」、優秀な3作品程度に「国際漫画賞奨励賞」を授与。マンガ家の選考委員は里中満智子、やなせたかし、ちばてつやが予定されている。受賞者は同年7月の贈呈式に合わせて国際交流基金が招き、国内マンガ家との懇談や出版社の見学も行うという。 (鈴木繁 朝日新聞記者 / 2008年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by