圏央道(読み)けんおうどう

知恵蔵miniの解説

圏央道

東京都心から半径40~60キロメートルの位置に計画された、延長約300キロメートルの高規格幹線道路(自動車専用道路)のこと。正式名称は「首都圏中央連絡自動車道」。横浜、厚木、八王子、川越、つくば、成田、木更津などの中核都市を連絡するもので、中央環状線、外環道と共に「首都圏3環状道路」と呼ばれ、その一番外側に位置する。1987年に構想され、96年に初めて一部開通した。2014年7月1日現在、埼玉県の久喜白岡JCT~つくば中央IC間、千葉県の神崎IC~松尾横芝IC間などが未開通となっている。管理・運営はNEXCO。未開通区間はNEXCOと国土交通省が共同で建設を進めている。

(2014-7-1)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

圏央道

首都圏中央連絡自動車道の略称。1963年に構想が発表され、87年の第4次全国総合開発計画でほぼ現在の計画にまとまった。都心を迂回して横浜市千葉県木更津市を結ぶ約300キロの環状道路で、総事業費は3.4兆円以上。 用地買収中で工事の見通しが立たない千葉県内の大栄JCT―松尾横芝IC(18.5キロ)以外は、東京五輪・パラリンピックがある2020年度までに開通する見通し。

(2017-02-25 朝日新聞 夕刊 1社会)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

百科事典マイペディアの解説

圏央道【けんおうどう】

正式名称は首都圏中央連絡自動車道。東京都心から40〜60km圏(東京都,神奈川・埼玉・茨城・千葉各県にかかる)を環状に結ぶ高規格幹線道路(自動車専用道路)で,最終的には延長約300kmを予定。東京郊外の都市を結ぶほか,放射状に延びる東名高速道路・中央自動車道・関越自動車道・東北自動車道・常磐自動車道東関東自動車道および東京湾アクアライン(東京湾横断道路)などの幹線道路と結び,首都圏の広域幹線道路網を形成する目的で着工された。このうち,東名・中央・関越・東北の各高速道路間,常磐・東関東自動車道間はすでに圏央道によって結ばれている。1996年の鶴ヶ島ジャンクション〜青梅間19.8kmの開通をスタートに順次延伸,2016年3月段階では埼玉・東京・千葉・神奈川・茨城各都県の部分開業区間(千葉東金道路からの編入部を含む)を合わせて208.5kmが開通している。なお,あきる野IC付近や八王子城跡の下をトンネルが通る予定の東京都八王子市の住民が,事業認定・土地収容の取り消しを求める行政訴訟を起こした(のちに行政側が勝訴)。
→関連項目鶴ヶ島[市]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

特定非常災害

著しく異常かつ激甚な非常災害。死者・行方不明者・負傷者・避難者などの罹災者(りさいしゃ)および住宅の倒壊などの被害が多数発生し、交通やライフラインが広範囲にわたって途絶し、これによって地域全体の日常生...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

圏央道の関連情報