鶴ヶ島(読み)ツルガシマ

デジタル大辞泉 「鶴ヶ島」の意味・読み・例文・類語

つるがしま【鶴ヶ島】

埼玉県中部の市。平成3年(1991)市制工場が増え住宅地化が進む。入間台地上にあり、茶・カボチャなどを栽培。人口7.0万(2010)。

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改訂新版 世界大百科事典 「鶴ヶ島」の意味・わかりやすい解説

鶴ヶ島[市] (つるがしま)

埼玉県中央部の市。人口6万9990(2010)。1991年市制。入間台地の東部に位置し,川越市の西に接する。享保年間(1716-36)以降台地の平地林開墾が始められ,第2次大戦後まで開墾が続けられた。養蚕麦作,サツマイモ栽培を中心とする畑作農村だったが,現在は,養鶏野菜づくりが中心である。1960年代以降,戦後の開拓地に工場や住宅がふえ,70年代から人口が急増した。東武東上線,越生線が市域北部を通る。関越自動車道南北に走り,96年一部開通した首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の鶴ヶ島ジャンクションが設けられ,交通が一層便利になった。南部には埼玉県農業大学校がある。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「鶴ヶ島」の意味・わかりやすい解説

鶴ヶ島(市)
つるがしま

埼玉県中央部にある市。1966年(昭和41)町制施行、1991年(平成3)市制施行。東武鉄道東上(とうじょう)線・越生(おごせ)線、国道407号が通じ、また関越自動車道鶴ヶ島インターチェンジ、首都圏中央連絡自動車道の圏央鶴ヶ島インターチェンジがあり、両道は鶴ヶ島ジャンクションで接続している。入間台地上にあり、野菜、茶などの生産を主とする農村であったが、近年、急速に都市化し、住宅や工場が増加した。とくに旧坂戸飛行場跡は富士見工業団地や都市再生機構住宅団地になり、製造品出荷額も大きい。面積17.65平方キロメートル、人口7万0117(2020)。

[中山正民]


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百科事典マイペディア 「鶴ヶ島」の意味・わかりやすい解説

鶴ヶ島[市]【つるがしま】

埼玉県中南部の市。1991年市制。武蔵野台地上の畑作地帯を占め,米,麦栽培を中心としていたが,狭山茶,施設園芸,花卉栽培などへ転換してきている。1960年代以降,電気機器金属など工場の進出が激しく,人口も急増している。東武鉄道東上線・越生(おごせ)線,関越自動車道が通じ,1996年圏央道の鶴ヶ島ジャンクションと青梅IC間が開通した。17.65km2。6万9990人(2010)。

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