日本歴史地名大系 「園天満宮」の解説 園天満宮そのてんまんぐう 京都府:相楽郡和束町園村園天満宮[現在地名]和束町園 大塚和束(わつか)川右岸の大塚(おおつか)とよばれる古墳上にある。祭神は菅原道真。旧郷社。法人名は天満宮。社伝によれば永観年中(九八三―九八五)の勧請といい、もとは宮野(みやの)ヶ原(はら)にあったが、大永三年(一五二三)現在地に遷座したと伝える。本殿(一間社流造・檜皮葺)は国指定重要文化財。貞和四年(一三四八)の棟札がある。境内末社の春日神社は宝亀三年(七七二)の勧請と伝え、中・近世には和束杣(郷、現和束町)の惣社であったという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by