土壌保全(読み)どじょうほぜん(その他表記)soil conservation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「土壌保全」の意味・わかりやすい解説

土壌保全
どじょうほぜん
soil conservation

土壌を自然的あるいは人為的な原因による災害から守ること。土壌浸食の害が全国土の半分以上に及ぶといわれるアメリカでは,H.ベンネットらの土壌保全の提唱によって農耕地での土壌管理の強化が進められている。 TVA (テネシー川流域開発公社) も土壌浸食防止を大きな目的の一つとした総合開発である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android