土師吾笥(読み)はじの あけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土師吾笥」の解説

土師吾笥 はじの-あけ

日本書紀」にみえる豪族
土師氏の祖。雄略天皇17年,天皇から朝夕の食事にもちいるきよい器をもとめられたとき,摂津の来狭狭(くささ)村(大阪府),山城(京都府)の俯見(ふしみ)村などの部民(かきべ)を献上し,かれらにつくらせた。部民を贄(にえ)の土師部(はじべ)という。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android