コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

土幕民 どまくみん

1件 の用語解説(土幕民の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

どまくみん【土幕民】

おもに,日本統治下の朝鮮における都市細民をいう。土幕は朝鮮語でウムマクǔmmakともいい,土小屋または掘立小屋のこと。町はずれの河川敷,山の傾斜地などに小屋を建てて住みついた人びとで,数百戸の部落を形成した地域もあった。土幕民は李朝時代にも存在したが,植民地期に顕著な現象となり,ソウル(当時京城)では1931年5000人であったのが39年2万人に急増した。土地を失った離農民が都市に流入して土幕に住むケースがほとんどで,職業としては運搬人夫(チゲかつぎ),土木人夫などの低賃金の肉体労働が大部分だった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

土幕民の関連キーワード台湾銀行オモニ細民治下府尹小尾十三三・一独立運動都市階級小鹿島渡瀬常吉

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone