土弾子(読み)つちだま

精選版 日本国語大辞典 「土弾子」の意味・読み・例文・類語

つち‐だま【土弾子】

  1. 〘 名詞 〙 彌生文化の土製品の一つ。長さ五センチメートル内外の紡錘形の土製弾子。九州北西部の彌生遺跡や奈良県唐古遺跡などから出土エジプトなどの中近東の新石器時代遺跡から出土する石弾子(投弾)も、これと同種とみなされている。猟具武器として使用されたと考えられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「土弾子」の意味・わかりやすい解説

土弾子
つちだま

投弾

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android