土階(読み)どかい

精選版 日本国語大辞典 「土階」の意味・読み・例文・類語

ど‐かい【土階】

  1. 〘 名詞 〙 土を盛り上げて築いた階段。土の階段。
    1. [初出の実例]「伏惟、釆椽土階、清風扇于古、損膳減服、紫泥新於今」(出典本朝文粋(1060頃)二・封事三箇条〈菅原文時〉)
    2. [その他の文献]〔呂氏春秋‐恃君覧・召数〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「土階」の読み・字形・画数・意味

【土階】どかい

土の階段。〔呂覧、召類〕仁の效爲(た)る、大なり。故に堂は茨(ばうし)(茅ぶき)、土階三等、以て儉を見(あら)はす。

字通「土」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android