…特に鎌倉末期以降に公家の家格が固定されると,位階官職に関係なく地下であり続ける者を生じ,堂上家以外の出身者は公卿となっても昇殿しない慣例となった。これを〈地下の公卿〉というが,このころには代々地下の家の出身者を任用する官職も定まり,これを〈地下の官〉とよぶようになった。(2)〈官人〉に対する語で,位階・官職などの公的資格をもたないこと,およびその人を指す。…
※「地下の公卿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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