…特に鎌倉末期以降に公家の家格が固定されると,位階官職に関係なく地下であり続ける者を生じ,堂上家以外の出身者は公卿となっても昇殿しない慣例となった。これを〈地下の公卿〉というが,このころには代々地下の家の出身者を任用する官職も定まり,これを〈地下の官〉とよぶようになった。(2)〈官人〉に対する語で,位階・官職などの公的資格をもたないこと,およびその人を指す。…
※「地下の公卿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...