地層傾斜検層(読み)ちそうけいしゃけんそう

最新 地学事典 「地層傾斜検層」の解説

ちそうけいしゃけんそう
地層傾斜検層

dipmeter survey

坑井内の地層傾斜角と方位を測定する検層で,坑壁に接触する4本のアームに内蔵された電極で比抵抗曲線を記録して,それらの対比に基づき見かけの地層傾斜を求め,他方基準電極の方位と坑芯傾斜方位をクリノメーターで記録し,両者を合わせて真の地層傾斜を算出する。近年,この電極の数を飛躍的に多くすることにより,坑壁近傍の微小領域の比抵抗を測定・記録できるツールが開発された。比抵抗値は色の濃淡で示され,坑壁における地層の重なり方のイメージを得ることができる。このイメージによって,ただ単に地層の傾斜・方位の測定に限らず,詳細な岩相識別,クロスラミナなどの堆積微構造の検討,不整合面の認定,断層や断裂面の認識および測定も可能になった。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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