最新 地学事典 「地形分析」の解説
ちけいぶんせき
地形分析
morphological analysis
地盤運動の性質と時間的推移を知ることを目的とした地形研究の方法。ドイツのW.Penckが提唱。実在の地形を内的営力(主に地盤運動)と外的営力との総和と考え,地形と外的営力とを既知項とし,地盤運動を未知項として,地形と外的営力とから演繹的に地盤運動の性質,その消長を知ろうとするもので,地形学に大きな刺激を与えた。傾斜面形の発達状態に着目して地盤運動の緩急の時間的推移を論じたが,外的営力を既知項として扱った点に幾多の矛盾を生じた。参考文献:W.Penck(1924) Die Morphologische Analyse, J.Engelhorns Nachf.
執筆者:高山 茂美
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

