地染(読み)ジゾメ

デジタル大辞泉 「地染」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぞめ〔ヂ‐〕【地染(め)】

捺染なっせんで、模様以外の地の部分を染めること。
その土地で染めた染め物。

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「地染」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぞめヂ‥【地染】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 模様以外の地の部分の色を染めること。捺染(なっせん)などで行なわれる染めかた。
    1. [初出の実例]「別れる積りでけえ巻や地染(ヂゾメ)の袷持って来たが」(出典:歌舞伎・宝莱曾我島物語(島の徳蔵)(1870)大詰)
  3. その土地で染めること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「伝馬町地染の砧更にけり〈調甫〉」(出典:俳諧・富士石(1679)三)

じ‐じみヂ‥【地染】

  1. 〘 名詞 〙 墨や染色などが紙や布にしみ広がること。
    1. [初出の実例]「Gijimiga(ヂジミガ) スル〈訳〉インクが紙に染み通る」(出典:日葡辞書(1603‐04))

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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