地獄にも知る人(読み)ジゴクニモシルヒト

デジタル大辞泉 「地獄にも知る人」の意味・読み・例文・類語

地獄じごくにもひと

地獄のような所でも、知己はできるものであるということ。地獄にも近づき。

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精選版 日本国語大辞典 「地獄にも知る人」の意味・読み・例文・類語

じごく【地獄】 にも=知(し)る人(ひと)[=近(ちか)づき・友(とも)だち]

  1. どのような所でも、どのような苦難境遇の中でも、知己はできるものだ。また、どんな遠い知らない土地へ行っても知人にめぐりあえるものだの意。
    1. [初出の実例]「地ごくにも知る人と云事が有るか、汝より先へいたものに逢ふ事か、但し逢はぬ事か」(出典:虎寛本狂言・武悪(室町末‐近世初))
    2. 「後は地獄(ヂゴク)にも近付(チカヅキ)と、枕をならべ、薄端(うすべり)に肌なれてかたる」(出典浮世草子好色一代男(1682)四)

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