地理的表示制度(読み)ちりてきひょうじせいど

共同通信ニュース用語解説 「地理的表示制度」の解説

地理的表示(GI)制度

商品の品質や社会的評価が産地の伝統的製法現地風土に起因している場合、その産地名を地域ブランドとして独占利用できる制度欧州連合(EU)は厳しい保護制度を導入しており、国際交渉を通じてEU域外の国にも不正表示の取り締まりの強化を求めている。ただ他国の商標権などと競合する場合も多く、日本とEUの経済連携協定(EPA)や、米国とEUの環大西洋貿易投資協定の交渉で主要な論点の一つとなっている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「地理的表示制度」の意味・わかりやすい解説

地理的表示制度
ちりてきひょうじせいど

地理的表示保護制度

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android