地質汚染浄化対策(読み)ちしつおせんじょうかたいさく

最新 地学事典 「地質汚染浄化対策」の解説

ちしつおせんじょうかたいさく
地質汚染浄化対策

treatment of geopollution

地質汚染は地層粒子(固体)の汚染,地下水の汚染,地下空気の汚染から構成され,それぞれの汚染を浄化する対策のこと。汚染された物質の性質,地層の透水性,地下水面との関係,費用,浄化期間,汚染濃度などから,各汚染の浄化方法は異なる。このため,効果的・効率的な浄化対策は地質汚染機構解明調査を行い,かつ浄化効果のモニタリングも行いながら進める必要がある。このとき,まず汚染源の浄化を優先的に行うことが重要である。また,対策方法の選定時には,効果だけでなく副作用も含めての検討が必要である。対策方法としては,地下空気流動,掘削除去,水・空気洗浄,揚水処理,原位置無害化(高圧噴射置換,混合処理,電気泳動など),バイオレメディエーションファイトレメディエーション,プライミングオーギュメンテーション,薬液注入,地中壁フィルターなどがあり,地下水面よりも浅い部分の透水層では地下空気流動,地下水面下の透水層は揚水処理が一般的である。難透水層部分については,掘削除去が効果的であるが,高額となることから,この部分の効率的な浄化が各汚染サイトでの課題となっている。

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参照項目:地質汚染

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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